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環境と保安

万全な保安・環境対策を施しています。

二重三重の安全対策

  マイナス162度という超低温のLNGを受け入れ貯蔵し、これを気化して送り出していく上で、最も大切なことは「安全の確保」です。当工場のさまざまな機器設備の運転はコンピューターで完全に自動化され、そのすべてを管理センターで集中コントロールしています。そして、一つの機械がダウンしても次のバックアップとして待機している機械が自動的に動き出すというように、二重三重の安全運転対策がとられています。防災システムの中で最も重要なものの一つに、異常検知設備があげられます。わずかな異常でも迅速に発見対応していくために、LNG貯蔵タンク周辺にガス検知器、低温検知器、工場内には常時監視できるテレビ監視装置を設置しています。万一災害が発生した場合の防災設備としては、タンク周辺部に遠隔操作のできる、高発泡、粉末消火、水幕、散水等の設備が設置されています。また、LNGタンカーが安全に接岸荷役ができるように、接岸速度計や各種気象海象計器を設け、緊急時に備え緊急離脱装置を設置しています。一方、こうした設備面からの防災のほかに、技術研修、訓練によって人材育成の面からも安全を追及しています。また、植樹による緑化にも努め、環境面の充実をはかっています。

イメージ 中央制御室
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